アジア最大の映画祭「釜山国際映画祭」が、3年ぶりに通常開催されます。
開会式は5日午後6時から釜山・海雲台(ヘウンデ)にある映画祭専用施設「映画の殿堂」の野外劇場で開催され、俳優のリュ・ジュンヨルとチョン・ヨビンが司会を務めます。
去年は新型コロナウイルス対策として観客席の上限を定員の50%としていましたが、ことしは感染防止対策を徹底したうえで、全席利用するということです。また、監督や俳優との対話など、対面イベントも3年ぶりに開催されます。
ことしの映画祭では、オープニング作品となるイランのハディ・モハゲフ監督の「風の香り」をはじめ、71の国と地域から243作品が30のスクリーンで上映されます。
また、釜山国際映画祭の「ことしのアジア映画人賞」を受賞した香港の俳優トニー・レオンをはじめ、映画「ベイビーブローカー」の是枝裕和監督、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョン・ランドープロデューサー、俳優のカン・ドンウォン、イ・ヨンエ、ハン・ジミン、ハ・ジョンウなど多くの俳優と監督が釜山を訪れ、観客と交流する予定です。