韓国が独自に開発した超音速戦闘機「KF-21」の試作2号機が初めての試験飛行に成功しました。
防衛事業庁によりますと、「KF-21」の試作2号機は10日午前9時50分ごろ離陸に成功し、10時25分ごろ着陸に成功したということです。
2号機は35分間、空を飛びながら、さまざまな飛行性能をチェックしました。
「KF-21」は、去年4月に試作1号機が作られ、さまざまな地上試験を経て、ことし7月19日に初めての試験飛行に成功しています。
今後、6号機まで作り、合わせて2000回あまりの飛行試験を行う予定です。性能チェックや空対空武装の適合性などが確認されれば、2026年に量産がスタートします。
空軍は、2028年に40機、2032年までに追加の80機、合わせて120機を配備する計画です。