EU=ヨーロッパ連合は現地時間の19日、北韓のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射を糾弾する声明を発表しました。
EUに加盟する27か国は声明で、18日に北韓のICBMが日本のEEZ=排他的経済水域に落下したことと関連し、「不法で危険極まりなく、無謀な行動を強く懸念する」と明らかにしたと、AFP通信が報じました。
EUは、「大量破壊兵器を発射するために、より危険な手段を開発しようとしている北韓の持続的な試みは、すべての国を脅かしている」と指摘したうえで、国連の安保理決議に違反し、緊張を高める行動を直ちに中止するよう求めました。
EUはまた、北韓がすべての核兵器と弾道ミサイルを廃棄すべきだとしたうえで、安保理の適切な対応を求めるとともに、韓国・日本と連帯する意向を表明したほか、北韓にも意味ある対話の再開を求めました。
安保理は21日、北韓の核問題について話し合うため、公開会議を開催する予定です。