カタールW杯が開幕 韓国はベスト16入り目指す
4年に1度の祭典、サッカーワールドカップのカタール大会は20日、カタール北部のアルホールで開会式が行われ、大会が幕を開けました。
中東での開催は初めてで、開催国カタールと各大陸の予選を勝ち抜いた32チームが参加し、首都ドーハなど5つの都市の8つの会場で、12月18日の決勝まで64試合が行われます。
1次リーグは4チームずつ8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出します。韓国はH組で、韓国時間の24日午後10時にウルグアイとの初戦に臨みます。続いて28日にガーナ、来月2日にポルトガルとそれぞれ対戦し、12年ぶりの決勝トーナメント進出に挑みます。
韓国代表は、昨シーズンにイングランド・プレミアリーグでアジア人初の得点王に輝いたソン・フンミン選手や、ヨーロッパのビッグリーグでもトップレベルのセンターバックとして注目されるキム・ミンジェ選手などの活躍が注目されます。ソン・フンミン選手は今月1日、試合中に顔面を負傷したあと手術を受けていて、コンディションが不安要素となっています。
今大会は、暑さのリスクを軽減するため、ヨーロッパのシーズンが終了する6月から7月の開催を後ろ倒しして、各国リーグ戦の真っ只中の11月の開幕となりました。その影響もあり、故障による有力選手の欠場が続出しています。