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政治

野党が行政安全部長官の罷免を要求 大統領は拒否

Write: 2022-11-28 13:16:28Update: 2022-11-28 16:04:10

野党が行政安全部長官の罷免を要求 大統領は拒否

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故の真相究明と再発防止のための国会による国政調査に合意した与野党が、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の進退をめぐって再び対立を強めています。 
 
最大野党「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)院内代表は25日、党の最高委員会で、尹大統領に対し、事故からちょうど1か月となる28日までに、李祥敏行政安全部長官を罷免するよう求めました。
 
朴氏は、「尹大統領が拒否した場合、国会が直接事故の責任を問う」と述べ、解任建議や弾劾訴追を検討する考えを示唆しました。
 
これに対し、大統領室は、「これまでの立場に変化はない」として、野党の要求を退けました。大統領室の関係者は、「国政調査が始まる前から長官の罷免を求めるのは道義的に問題がある。このようなやり方だと国政調査を行う必要がない」としています。
 
与党「国民の力」も、野党の要求を「政治攻勢」だと批判し、「李長官の罷免を受け入れれば、野党はさらに無理な要求をしてくるはずだ」と反発しました。与党の一部では、国政調査自体をボイコットすべきだとの声も上がっています。
 
本格的な国政調査を控えて与野党の神経戦が激化するなか、「共に民主党」が弾劾訴追などの動きに出た場合、来月初めに予定されている予算案の議決など国会での日程に影響が出るおそれがあります。

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