中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は28日午前0時までに新たに2万2327人が確認されました。
新たな感染者数は前日より2万4701人少なく、6日連続で減少しています。1週間前の21日と比べて750人、2週間前の14日と比べると1421人それぞれ少なくなっています。
一週間の平均でも、ここ数週間は感染者数の急増はみられず、緩やかな増加傾向あるいは横ばいとなっています。
防疫当局は、今回の流行のピークが予想より早まる可能性があるとみていて、変異株の動向を注視しています。
重症患者数や死者数は、感染者の増加から2週間から3週間遅れて増えることが一般的で、高止まりが続いています。
重症患者数は10人増えて491人で、10日連続で400人を上回り、9月21日以降68日ぶりの高い水準となっています。
28日に報告された死者数は44人で、前日より5人多くなっています。
全国の重症患者向け病床の使用率は34.8%となっています。