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社会

梨泰院転倒事故の遺族らが団体発足へ 真相究明求める

Write: 2022-11-29 15:04:00Update: 2022-11-29 18:45:38

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故で亡くなった158人のうち65人の遺族らが、事故後、初の遺族団体を作ることを決めました。 
 
梨泰院転倒事故で亡くなった65人の遺族らは28日、「10.29梨泰院惨事犠牲者遺族協議会」という名称の遺族団体を発足することにしたと明らかにしました。
 
遺族らは、団体を立ち上げる理由について、政府に遺族の声を正確に伝え、事故の真相を究明し、責任者に責任をとらせるためだと明らかにしました。
 
遺族らは、政府が事故発生直後から責任を回避したり、事実と異なる弁明を繰り返したことや、遺族の意向を確認せず一方的に位牌のない合同焼香所を運営したことなどについて、批判しました。
 
また、警察の捜査についても、一部の責任者のみが対象になっていると指摘し、遺族には何の説明もなされていないと批判しました。
 
さらに、政府が犠牲者に対する国家賠償を検討していることについて、「賠償を受けたとしても犠牲者たちは帰ってこない」として、真相究明と責任追及を優先すべきと主張しました。
 
そのほか、今回団体を立ち上げたメンバー以外の遺族も準備会合に参加できると説明しました。
 
一方、大韓弁護士協会は、梨泰院転倒事故の真相究明と訴訟を支援するための特別委員会を発足させ、遺族らに対して弁護士費用を全額支援することに決めました。

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