メニューへ 本文へ
Go Top

国際

中ロの軍用機が韓国防空識別圏に進入 韓国軍は緊急発進

Write: 2022-12-01 10:24:15Update: 2022-12-01 10:46:51

中ロの軍用機が韓国防空識別圏に進入 韓国軍は緊急発進

Photo : YONHAP News

中国とロシアの軍用機合わせて8機が30日、韓国の防空識別圏に進入したことをめぐり、韓国軍が戦闘機を緊急発進させていたことがわかりました。  
 
韓国軍の合同参謀本部によりますと、中国の爆撃機2機が午前5時48分ごろ、済州島(チェジュド)の南の岩礁、離於島(イオド)の北西126キロの韓国防空識別圏に進入し、午前6時13分ごろ、離れたということです。
 
この2機は午前6時44分ごろ、南東部の浦項(ポハン)の北東の防空識別圏に再び入ったあと、午前7時7分ごろ、離れました。
 
また、午後0時18分ごろには、中国の爆撃機2機と、ロシアの爆撃機4機と戦闘機2機の合わせて8機が、東部の鬱陵島(ウルルンド)の北東200キロの防空識別圏に進入したあと、独島(トクト)の東南側へ飛行し、午後0時36分ごろ離れました。
 
韓国軍は、中国とロシアの軍用機が防空識別圏に進入する前から空軍の戦闘機を緊急発進させ、偶発的な衝突に備えましたが、領空侵犯はなかったということです。
 
防空識別圏は、領空への侵入を防ぐために設定された空域で、主権が及ぶ領空とは異なりますが、軍用機が他の国の防空識別圏に入る際には、その国に前もって飛行計画を通知するのが国際的な慣例となっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >