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韓半島

北韓が2日連続で対抗砲撃 韓米合同演習口実に

Write: 2022-12-06 14:45:09Update: 2022-12-13 14:46:56

北韓が2日連続で対抗砲撃 韓米合同演習口実に

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカが6日、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)で前日に続いて砲撃訓練を実施したことに対抗して、北韓も2日連続で、海上への砲撃を行いました。  
 
韓国軍当局は5日と6日に、多連装ロケット砲24発を発射する訓練を行うことを事前に明らかにしています。
 
北韓はこの訓練への対抗措置として、2日連続で海上への砲撃を行いました。
 
砲弾は、2018年9月の南北軍事合意によって敵対行為が禁じられている海上の緩衝区域に着弾したとみられ、北韓が再び合意に違反したという指摘が出ています。
 
北韓軍総参謀部の報道官は6日、「前日に続いて今日も9時15分ごろから敵が国境近くで放射砲や曲射砲を発射したようだ。総参謀部は前線部隊にただちに警告目的の強力な対抗措置として海上実弾砲撃を行うよう命じた」と明らかにしました。
 
北韓軍は前日も韓米合同軍事演習を口実に、警告目的だとして海上に向けて130発あまりの砲撃を行っています。
 
一方、北韓が北西部の東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場で新たな大型ロケットの発射に向けた準備作業を行なっているという見方が出ています。
 
アメリカの政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が6日、報じたところによりますと、民間の衛星が今月1日に撮影した写真を分析した結果、ロケット発射台の南側の構造物の下に大型の白い物体がぶら下がっている様子がとらえられたということです。
 
専門家はこれについて、「構造物のなかで作業が行われていることは疑いの余地がない。さらに大型のロケットや新たな推進体を発射するための準備作業とみられる」と話しています。

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