韓国政府は去年11月から、日本など8つの国と地域に対してビザなしでの入国を再開しましたが、12月に韓国を訪れた外国人のなかで、日本人がもっとも多かったことがわかりました。
法務部が19日、公表した統計によりますと、12月に韓国に入国した外国人は55万8127人で、このうち日本人は15.4%の8万5693人で、外国人のなかでもっとも多かったということです。
これは前の月に比べて33%増加し、おととし12月に比べると62倍に増えています。
日本に続いて、アメリカが6万8331人、シンガポールが5万774人、タイが4万1789人、中国が 3万1036人の順でした。
訪問の目的は、観光がもっとも多くなっていました。
一方、韓国人は去年1年間で658万145人が海外に出かけました。
韓国人がもっとも多く訪問した国は、日本で109万3260人でした。
続いてベトナムが105万1754人、アメリカが71万4630人、タイが48万4085人、フィリピンが43万4534人の順でした。
12月だけを見ますと、海外に出国した韓国人139万6563人のうち33%に当たる46万4980人が日本を訪れました。