メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

平壌で新型コロナ感染拡大か 北韓 軍事パレード控え

Write: 2023-01-26 11:05:25Update: 2023-01-26 11:52:40

平壌で新型コロナ感染拡大か 北韓 軍事パレード控え

Photo : YONHAP News

来月8日に行われるとみられる、北韓の人民軍創建75年を記念する軍事パレードを前に、平壌で新型コロナウイルスの感染が拡大している可能性が指摘されています。 
 
北韓の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は26日、「非常防疫事業を国家事業の最優先事項とし、万全を期すべきだ」として、感染症の発生や感染拡大を防ぐため、政府の対策が強化されていると報じました。
 
北韓は、去年4月末に朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)創建90年を記念する軍事パレードを行い、その翌月の5月に新型コロナの発生を公式に認めました。軍事パレードで集団感染が発生し、新型コロナが全国に拡散したものとみられています。
 
その後8月に、北韓は新型コロナの終息を宣言しましたが、その後も感染対策を強調し続けています。
 
一方、アメリカの北韓専門メディア「NKニュース」は25日、北韓当局の布告文を入手したとして、呼吸器疾患患者の増加のため、平壌住民に対し5日間の封鎖令がくだされたと報じました。ただ、布告文に新型コロナに関する言及はなかったということです。
 
アメリカの政府系メディア「自由アジア放送(RFA)」は26日、北韓内部の消息筋を引用して、平壌(ピョンヤン)で新型コロナの感染者が発生したため、31日まで平壌が封鎖されたと報じました。
 
平安北道(ピョンアンブクト)に暮らすという、この消息筋によりますと、25日から平壌市への出入りが完全に封鎖されたほか、平壌市内の食堂や公衆浴場など、不特定多数が利用する一部の施設も封鎖されたということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >