ことし1月の国際線の運航回数が、新型コロナウイルス流行前の2019年の同じ月に比べ、およそ60%の水準まで回復したことがわかりました。
国土交通部が6日発表したところによりますと、1月の国際線の運航回数は、2万7206回と、2019年1月に比べ、およそ60%まで回復しました。旅客数は461万人と、58%まで回復しています。
日本やベトナム、タイなど、短距離や中距離路線を利用する人が急増している一方、中国路線は、中国からの入国者に対する水際対策の強化を背景に、先月の旅客数は10万人と、8%の回復にとどまりました。
世界の航空関連情報を提供するオフィシャル・エアライン・ガイド(OAG)は、ことし6月に、世界の航空路線の運航回数が90%まで回復し、2024年には100%回復するという見通しを示しています。