大韓サッカー協会は27日、韓国代表の新監督にドイツ出身のユルゲン・クリンスマン氏が就任したと発表しました。 
 
契約期間は、ことし3月から2026年のワールドカップ終了までです。
 
クリンスマン氏は、来週、韓国に入国し、韓国代表チームの監督として本格的な活動を開始する予定で、デビュー戦は、3月24日に蔚山（ウルサン）で開かれるコロンビア代表との国際親善試合となります。
 
クリンスマン氏は現役時代、ドイツを代表するフォワードとして活躍しました。ワールドカップには３回出場し、1990年のイタリア大会ではドイツの優勝に貢献しました。
 
2004年に現役を引退した後は指導者に転身し、2004年から2006年までドイツ代表の監督を務め、2006年のワールドカップではドイツを３位に導きました。2011年から2016年までは、アメリカ代表の監督を務め、2014年のブラジル大会では、アメリカをベスト16に導きました。
 
クリンスマン氏は、「韓国代表チームの監督に就任したことをとても嬉しく、光栄に思う。韓国代表が長い期間にわたって発展を続け、成果を出していることをよく知っている。フース・ヒディンク元監督をはじめ、パウロ・ベント前監督に至るまで、歴代の韓国代表を指導した偉大な監督たちの後を継ぐことを光栄に思う。ことしのアジアカップと2026年のワールドカップで成果を出すために最善を尽くす」とコメントしました。