アメリカ国務省でエネルギー安全保障を担当するジェフリー・パイヤット次官補が16日から3日間の日程で韓国を訪れています。
アメリカ国務省によりますと、パイヤット次官補は、エネルギー安全保障の強化や、クリーンエネルギーへのシフトでの官民の協力について、韓国側と協議を行うということです。
パイヤット次官補は17日、ソウルで外交部のカン・ジェグォン経済外交調整官と9回目の韓米エネルギー安全保障対話を共同で開きます。
外交部の当局者は記者団に対して、「今回のエネルギー安全保障対話を通じて、両国のエネルギー政策の国際舞台での協力、鉱物資源安全保障パートナーシップに関する協力策が話し合われる」と説明しました。
両国は、エネルギー安全保障の増進やクリーンエネルギーへのシフトの重要性についての共通の認識にもとづいて、引き続き協力策を模索していく方針です。
外交部によりますと、ことしは韓米同盟から70年となることから、エネルギー安全保障対話の首席代表が局長級から次官補級に格上げされたということです。
パイヤット次官補は訪問期間中、韓国やアメリカの企業が参加する、クリーンエネルギー技術に関するラウンドテーブルにも出席する予定です。