北韓が19日、韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて弾道ミサイルを発射しました。
韓国軍の合同参謀本部は19日午前11時5分ごろ、北韓が北西部の平安北道(ピョンアンブクド)東倉里(トンチャンリ)付近から東海に向けて、短距離弾道ミサイル1発を発射したと明らかにしました。
韓米軍当局は、ミサイルの飛距離など詳しい情報を分析しています。
日本の防衛省関係者によりますと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられるということです。
北韓は、韓米両国が13日から実施している大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に強く反発しています。この演習は、23日まで続く予定で、北韓による追加の挑発が懸念されています。
合同参謀本部は、韓米軍当局の緊密な協力のもと、万全の警戒態勢を維持していると述べました。
北韓による弾道ミサイルの発射は、東京で韓日首脳会談が行われた今月16日の朝に、ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星(ファソン)17」を発射して以来、3日ぶりです。