政府は、新型コロナウイルスのワクチン接種を、全国民と長期滞在の外国人を対象に、ことしも無料で実施します。
曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は22日、新型コロナ対策を話し合う中央災害安全対策本部の会議で、「安定的な防疫状況を維持し、日常への回復を早めるためには、高リスク群の保護が何より重要だ」としたうえで、「ことしの接種は1回で、10月から11月まで実施する」と明らかにしました。
65歳以上の高齢者や感染のリスクが高い施設の利用者など高リスク群に対して積極的にワクチンの接種を呼びかけるということです。
また、免疫力が低下している人については、抗体の持続期間が短いことを踏まえ、上半期と下半期に1回ずつ、年2回の接種を実施するということです。
韓国での新型コロナのワクチン接種は、2021年2月に始まり、これまで10種類のワクチンが使われました。