韓日首脳会談の結果を国会議員レベルで後押しするため、与党「国民の力」の議員らが来週、日本を訪れる予定でしたが、来月、日本で行われる統一地方選挙への影響などを考慮して、予定を延期したということです。
「国民の力」のパク・ソンミン議員をはじめ、党の初当選の議員30人は、今月27日と28日に東京を訪れ、議員レベルでの外交を行う予定でした。
パク議員が23日、聯合ニュースとの電話インタビューで明らかにしたところによりますと、東京訪問を延期し、ことし5月13日に横浜で開かれる韓日議員サッカー大会に合わせて訪問することにしたということです。
一方、共同通信が22日、報じたところによりますと、日本の立憲民主党は、自民党が主導する「日韓議員連盟」とは別に「日韓友好議員連盟」を発足させたということです。
日韓友好議員連盟に参加する立憲民主党の議員らは22日、日本の国会で連盟の設立総会を開き、今月16日の首脳会談での関係正常化の合意にもとづいて、独自の議員間外交を進めていく方針を示しました。
泉代表は設立総会で、「安定的な北東アジアをつくるため、日韓の協力は欠かせない。議員間のシャトル外交を盛んに行いたい」と述べました。
会長には中川元文部科学大臣が就任し、泉氏は顧問に就きました。