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社会

結核の発生率 OECD加盟国中1位

Write: 2023-03-24 15:44:54Update: 2023-03-24 15:46:33

結核の発生率 OECD加盟国中1位

Photo : YONHAP News

韓国で結核にかかる人の数は年々減ってきていますが、人口10万人当たりでみた場合、依然として、OECD=経済協力開発機構の加盟国の中で最も高いことがわかりました。 
 
3月24日の結核予防の日を迎え、疾病管理庁は、結核の現状や、2027年までの削減目標と対策を示した「第3次結核管理総合計画」を発表しました。
 
それによりますと、去年新しく結核にかかった人の数は2万383人で、2013年の4万5292人に比べて半分以下に減りました。
 
人口10万人当たりでは、2013年の89.6人から去年は39.8人へと、56%減りました。
 
これは、第2次の総合計画で定めた目標の「40人以下」を達成していますが、OECD加盟国との比較では、26年連続で1位となっています。
 
結核は、ホームレスや低所得層を中心に発生率が高くなっています。
 
また、結核による死亡率は、人口10万人当たり3.8人で、コロンビアの5.0人、リトアニアの4.6人に次いで3番目に高くなっています。
 
政府は、第3次総合計画のなかで、2027年までに結核発生率を人口10万人当たり20人以下に抑えることを目指し、積極的な検査の実施や、結核発生率が高い国からの入国者に対して水際対策を行うほか、結核ワクチンの国産化に向けた投資を続けていく方針を示しました。

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