伝統的な仏教行事、燃灯会（ねんとうえ）が、今週末ソウルで開かれます。 
 
韓国仏教の最大の祭典とも言われる燃灯会は、お釈迦様の誕生日を迎える時期に、仏教への理解を深める目的で行なわれています。
 
大韓仏教曹渓宗は、今月20日と21日にソウル市の東国（トングク）大学や興仁之門（フンインジムン）、鐘路（チョンノ）などで、60の団体と5万人あまりが参加する「2023年燃灯会」を開くと発表しました。
 
一番の見どころは、燃灯、韓国語で「ヨンドゥン」と呼ばれる提灯を持ってソウルの中心部を練り歩くパレードです。
 
ことしのパレードは、20日の午後7時から9時30分まで行われる予定です。
  
曹渓宗は、「10万個あまりの色とりどりの燃灯が街を照らすことになる」と、イベントの魅力をアピールしました。
 
一方、パレードの順路となる興仁之門、鐘路、曹渓寺の周辺では、交通規制が行われます。