教育部は、新型コロナウイルスの感染者に義務付けられていた学校の7間の登校停止措置について、来月から5日間の登校停止の「推奨」に緩和する方針を29日、明らかにしました。 
 
これは、来月1日から新型コロナウイルスの危機段階が「深刻」から「警戒」に移行されることによるものです。
 
これまで、新型コロナの感染が確認された生徒は、7日間の登校停止が義務付けられましたが、来月からは、5日間の登校停止が推奨され、この期間中には、学校を休んでも出席が認められます。
 
試験期間中に感染した場合、マスクを着用することを条件に登校することができ、生徒は、感染者のために用意された教室で試験を受けることになります。
 
また、新型コロナの症状がある場合、登校する前に健康状態をチェックして記録するよう義務付けられていた「自己診断アプリ」の使用も、来月から不要となります。
 
一方、教室内でのマスク着用は、これまで通り推奨されるということです。
 
教育部は「新型コロナウイルスの危機段階が引き下げられたとしても、感染の拡大は続いているため、授業中の換気など、基本の感染対策は当分維持する方針だ」としています。