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社会

ソウル市の「警戒警報」発令 行政安全部は誤報として訂正

Write: 2023-05-31 15:11:39Update: 2023-05-31 15:19:28

ソウル市の「警戒警報」発令 行政安全部は誤報として訂正

Photo : KBS WORLD Radio

北韓のロケット発射を受け、ソウル市が警戒警報を発令しましたが、行政安全部はこれを誤送だとして訂正しました。ソウル市は、行政安全部の指示に従ったものだと説明しています。 
 
北韓が31日午前6時29分ごろに飛翔体を発射したことを受け、ソウル市は、「6時32分にソウル地域に警戒警報発令。国民の皆さんは避難の準備を行い、子どもやお年寄り、体の不自由な人が優先的に避難できるようにしてください」という内容の緊急災害メールを午前6時41分に送信しました。
 
警戒警報は、敵の地上攻撃や侵入、航空機による攻撃が予想される際に発令されますが、ソウル市はこの日、警報地域に該当しませんでした。
 
これを受け、行政安全部は午前7時3分に、ソウル市の警戒警報は誤りだとする訂正の緊急メールを送りました。
 
行政安全部によりますと、韓半島西の海、西海(ソヘ)に向けて北韓のロケットが発射されたことを受け、西海の白翎島(ペンニョンド)地域に警戒警報が発令されましたが、ソウル市の警戒警報は、行政安全部の要請によるものではないということです。
 
一方、ソウル市は、「午前6時30分に行政安全部から『白翎・大靑(テチョン)方面に警戒警報を発令。警報を受信していない地域は、自主的に警戒警報を発令』という指令を受信したため、ソウル市も警戒警報を発令した」と説明しました。
 
そのうえで、「状況が正確に把握できない場合は、まず警戒警報を発令し、状況が確認できたあと解除するのが、緊急事態における一般的な手続きだ」として、「午前7時25分に状況を確認し、警戒警報の解除メールを送信した」と付け加えました。
 
呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は31日、今回の警戒警報の発令について、「混乱を招いて申し訳ない」と謝罪する一方で、「誤った発令ではないと考えている」と述べました。

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