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韓半島

2回目の発射準備か 北韓の作業活発

Write: 2023-06-02 11:40:46Update: 2023-06-02 14:03:23

2回目の発射準備か 北韓の作業活発

Photo : YONHAP News

初の軍事偵察衛星の打ち上げに失敗した北韓が、近々2度目の打ち上げを強行する可能性があるという分析が、アメリカの北韓専門メディアによって示されました。

アメリカの北韓専門メディア、NKニュースは、北韓が先月31日に軍事偵察衛星を打ち上げたと発表した発射場の衛星写真を分析した結果、31日に使われた発射台とは別の発射台で活発な作業が続けられていると、現地時間の1日、指摘しました。

31日の打ち上げは、北韓の朝鮮中央通信が公開した発射時の写真をもとに、海沿いにつくられた新たな発射台で行われたものと推測されていますが、これとは別の過去に使われてきた発射台で、31日の打ち上げの数日前から、多くの車両やクレーンが確認されるなど活発な作業が行われている様子がとらえられていて、打ち上げ失敗後も作業が続いているいうことです。

その理由について、NKニュースは、「別の打ち上げが間近に迫っていることを示している可能性がある」としています。

北韓は、打ち上げから3時間も経たないうちに失敗を認める異例の声明を発表するとともに、「早い時期に2回目の発射を行う」としていて、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長も1日、談話を発表し、「できるだけ早い期間内」に2回目の打ち上げを行うとしていました。

これについて、外交部の報道官は1日、「北韓が国際社会の懸念と警告にもかかわらず、2回目の発射を予告していることを遺憾に思う」と述べ、打ち上げの計画を撤回するよう求めました。

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