電気の使用量を1年前より10%削減した世帯に対して、5月の値上げ前の料金を適用する制度が、来月7月からすべての世帯を対象に行われます。
政府は2日、緊急経済次官会議を開き、5月に行われた電気料金の値上げによるエネルギー費用の国民負担を軽減させるため、夏場の省エネキャンペーンをスタートさせることを決めました。
その一環として、電気の使用量を去年の同じ期間より10%削減した世帯に対して、5月の値上げ前の料金を適用する制度を、全世帯を対象に実施するとしています。
月平均400キロワットアワーの電気を使用した場合、5月の値上げにより、電気代は7万4000ウォンになりますが、この制度を利用すると、減額されて6万ウォンになります。7日からネットで申請できるということです。
また、電気使用量と料金をリアルタイムで確認できるようにして、翌月の予想料金を事前に知らせるなど、情報提供を強化するとしています。
政府はまた、低所得層など、電気代の支払いに使えるエネルギーバウチャーの支援対象を30%以上拡大するとしています。