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韓半島

北韓の発射体の残骸 引き揚げ作業が難航

Write: 2023-06-05 14:11:14Update: 2023-06-05 14:13:52

北韓の発射体の残骸 引き揚げ作業が難航

Photo : YONHAP News

韓国軍は、韓半島西の海、西海(ソヘ)に墜落した北韓の発射体の引き揚げ作業を続けています。 
 
韓国軍は先月31日、発射体の残骸が韓国西部・於青島(オチョンド)の西方およそ200キロの海上に浮いているのを発見し、1段目と2段目をつなぐ部分とみられる円筒型の物体の引き揚げに成功しました。
 
ただ、ロケットの2段目とみられる長さおよそ15メートルの残骸は、水深75メートルの海底に沈み、韓国軍は引き続き引き揚げを試みています。
 
韓国軍は、当初、今月3日までに引き揚げたいとしていましたが、作業が難航し、現在、引き揚げの目途は立っていません。
 
合同参謀本部の関係者は5日の記者会見で、「現場海域の潮の流れが速く、水中の視界が良くないため、作業が難航している。引き揚げ完了の時期を予測するのは難しい」と述べました。
 
現在、3500トン級の救助艦「統営(トンヨン)」と「光陽(クァンヤン)」、3200トン級の「清海鎮(チョンヘジン)」、それに航空機が数機投入され、引き揚げと残骸の探索を行っています。
 
韓国軍は、引き揚げた残骸を京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)の海軍基地に移し、アメリカ軍と共同で調査する方針です。
 
李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は3日、訪問先のシンガポールでアメリカのオースティン国防長官と会談し、韓米両国による合同調査に合意しています。
 
一方、合同参謀本部は、北韓が予告している2回目の発射の時期について、「北韓が認めているエンジンや燃料に関する問題が解決した段階で発射する可能性がある」としています。

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