ソウル・蚕室(チャムシル)に、最先端のドーム球場がつくられることになりました。
ソウル市が18日に発表しました。
新しくつくられるのは、密閉式ドーム球場で、観客席は国際試合を招致できるよう韓国最大規模の3万席以上とし、内野席と外野席を周回できる360度のオープンコンコースを導入するとしています。
ドーム球場は天候に左右されないため安定的な運用が可能で、オフシーズンなどには大規模な公演やイベントを開催することができます。
また、ソウル市はこのドーム球場に隣接して、客室およそ300室規模のホテルを併設し、一部の客室とホテル内の施設からドームでの試合をみられるようにするということです。
ホテルと一体型の球場は、アメリカのロジャーズ・センターに次いで、世界で2つ目になるということです。
ソウル市は、2025年シーズンまで今の蚕室野球場を使用したあと、取り壊した跡地にドーム球場を建設する方針で、2031年末の完成を目指しています。