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政治

韓日共同宣言から25年 日韓親善協会幹部が韓国訪問へ

Write: 2023-09-28 14:29:39

日本と韓国の交流推進に取り組む日本側の全国組織「日韓親善協会中央会」の幹部が、植民地支配への反省とおわびを明記した韓日共同宣言の発表から25周年となる来月、韓国を訪れ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を表敬訪問する方向で調整しているもようです。

共同通信が報じたところによりますと、日本から日韓親善協会中央会会長の河村建夫元官房長官、副会長の武田良太元総務大臣らおよそ200人が韓国を訪れ、韓日共同宣言25周年の記念行事に出席する予定だということです。

このうち、河村氏ら幹部およそ10人は来月13日に尹大統領との面談を調整しているものとみられます。

韓日共同宣言25周年を記念する合同大会は同じ日、ソウル市内のホテルで開かれます。

韓国からは、韓日親善協会中央会会長の柳興洙(ユ・フンス)元日本駐在大使、韓日議員連盟会長の与党「国民の力」の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員らおよそ50人が出席する予定です。

尹大統領と岸田総理大臣にもメッセージを出してもらう計画だということです。

「韓日共同宣言 21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ」は、1998年10月に日本を訪れた当時の金大中大統領が小渕元総理大臣ととともに発表しました。

宣言には、小渕氏による「植民地支配に対する痛切な反省と心からのお詫び」が明記されていて、金大中氏は「両国が過去の不幸な歴史を乗り越えて和解と善隣友好協力にもとづいた未来志向の関係を発展させるためにお互いに努力することが時代の要請である」と表明しています。

共同通信は、河村氏らの韓国訪問について、韓日間の交流を活発化させ、改善が進む両国関係の発展を一層後押しする狙いがあると解説しました。

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