首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続き、17日も新たな感染者が197人確認されるなど、4日連続で100人を超える増加となりました。
中央防疫対策本部によりますと、17日の新型コロナウイルスの感染者は、前の日より197人増えて累計で1万5515人になりました。
新たな感染者197人のうち、国内での感染は188人で、海外からの入国者は9人でした。
国内での感染を地域別に見ますと、ソウルで89人、京畿道(キョンギド)で67人と、この2地域だけで156人に上りました。
ソウルなど首都圏では、キリスト教会を中心に感染が急速に広がっています。
保健当局によりますと、最近、集団感染が発生したソウル市城北(ソンブク)区のサラン第一教会に関連する感染者は17日0時の時点で、累計で315人になったということです。
国内での集団感染では、新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱教会の5214人に続いて2番目に多いものです。
このほかに17日の時点で、京畿道龍仁(ヨンイン)市の教会で合わせて126人、ソウル陽川(ヤンチョン)区の教会で合わせて7人の感染が確認されています。
死者は出ておらず、305人のままです。