アメリカの製薬大手ファイザーの韓国法人は、今月中に食品医薬品安全処に新型コロナウイルスワクチンの使用許可を申請する計画であることがわかりました。
業界関係者によりますと、アメリカの製薬大手ファイザーの韓国法人が、今月中に食品医薬品安全処に新型コロナウイルスワクチンの使用許可を申請するための作業を進めているということで、近く韓国国内で接種が受けられるようになるだろうと話しました。
これについて、ファイザーの韓国法人の関係者は、「できるだけ早く食品医薬品安全処に、コロナワクチンの使用許可を申請する予定だが、具体的な日程を言うのは難しい」としたうえで、政府と協力して国内でコロナワクチンを迅速に供給できるよう努力していると説明しました。
食品医薬品安全処は、新型コロナワクチンの接種を早期に可能にするため、使用許可の専担チームを新たに設け、審査期間を従来の180日から40日以内に短縮し、ワクチンの接種日程に支障がないよう、速やかに審査を行うと強調しているため、予想より早く許可が出る可能性があります。
韓国政府は、これまででおよそ5600万人分のワクチンを確保しており、さらに2000万人分を確保するため、現在アメリカの製薬会社「ノババックス」と交渉を進めていて、来月にもワクチンの接種を開始する計画です。