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韓半島

北韓 固体燃料エンジン試験の可能性 軍当局は動向注視

Write: 2023-01-31 14:21:02Update: 2023-01-31 18:12:14

Photo : YONHAP News

北韓が、再度、固体燃料エンジンの試験を行った可能性があると、アメリカのメディアが報じました。 
 
アメリカの政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は31日、民間衛星で撮影された写真を分析したところ、咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸州(ハムジュ)郡のエンジン試験場に変化があったと報じました。
 
それによりますと、29日午前と30日午前に撮影された写真を比較すると、30日の写真では、エンジン試験場内の試験台の横にある野原に黒く焦げた跡が見られるということです。跡の長さは120メートルに達していて、強力な火炎によるものと分析されています。
  
韓国軍の合同参謀本部の広報室長は、韓米情報当局は、緊密な協力のもと、関連の動向を注視しているとして、北韓のエンジン試験場での人や車両などの動きを観察していると述べました。
 
北韓が固体燃料エンジンの試験を行ったとすると、先月15日に平安北道(ピョンアンブクト)鉄山(チョルサン)郡東倉里(トンチャンニ)の衛星発射場で行った、高出力の固体燃料エンジンの試験に次ぐものです。
 
衛星写真を分析したミドルベリー国際問題研究所の研究員は、北韓はこれまで、衛星の打ち上げに固体燃料を使ったことがなく、今回の試験はミサイル発射のためのものだった可能性もあると指摘しました。
 
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は今月1日、労働党中央委員会の総会の報告で、2023年度の「核武力および国防発展の変革的戦略」を発表し、新たなICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を予告しています。

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