メニューへ 本文へ
Go Top

政治

慰安婦施設「ナヌムの家」寄付金、被害者に費やされたのは2.3% 

Write: 2020-08-12 09:16:30Update: 2020-08-12 10:25:59

慰安婦施設「ナヌムの家」寄付金、被害者に費やされたのは2.3% 

Photo : YONHAP News

京畿道(キョンギド)にある慰安婦被害者の支援施設「ナヌムの家」に寄せられた寄付金のうち、実際に被害者が生活する施設のために使われた金額はわずか2.3%だったことが官民合同調査団の調査で分かりました。 
京畿道の官民合同調査団は、「ナヌムの家」が寄付金を慰安婦被害者のために使わず、施設の運営者側の利益を得るために使われた疑惑が浮上したことを受け、先月からナヌムの家に対する調査を行っていました。
調査団は11日に行われた記者会見で「ナヌムの家には2015年から5年間、およそ88億ウォンの寄付金が寄せられたが、被害者が生活するナヌムの家の施設に送られたのは、わずか2.3%に当たる2億ウォン程度であった」と明らかにしました。
寄付金およそ88億ウォンのうち、およそ26億ウォンは、土地購入やナヌムの家・生活館の増築工事、遺物展示館と追悼館の新築費、追悼公園造成費などに使用されたということです。
調査団は、ナヌムの家が寄付金を募る際に関連法で定めている寄付金募集登録を行わなかったため、集めた金額や使途の内訳などがきちんと管理・公開されず、公的機関による検査も受けなかったと指摘しました。
京畿道は、調査団の最終報告を受けた後、内容を検討し、警察に捜査を依頼する方針です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >