外交部は11日、大規模爆発を受け、政府への抗議活動が広がっているレバノンの首都ベイルートに対する旅行警報を、レベル3の「撤収勧告」に引き上げました。
韓国では、旅行警報を、「旅行留意」、「旅行自粛」、「撤収勧告」、「旅行禁止」の4段階に分けています。
外交部は、ベイルートに滞在している韓国人30人に急を要する用事がない以上、ベイルートから撤退するよう勧告し、ベイルートへの旅行を計画している人は、旅行を延期するよう呼びかけました。
今月4日、レバノンの首都、ベイルートで起きた大規模な爆発では、これまでに158人が死亡、6000人以上がけがをしました。今回の爆発を受け、政府に対する人々の不満が高まっており、レバノンのディアブ首相が内閣の総辞職を発表するなど、混乱が深まっています。