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政治

尹大統領 放送通信委員長を免職

Write: 2023-05-31 11:09:26Update: 2023-05-31 16:29:15

尹大統領 放送通信委員長を免職

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、放送通信委員会の韓相赫(ハン・サンヒョク)委員長に対する免職処分を承認しました。 
 
大統領室は30日、「放送通信委員長として指揮監督責任と義務に違反した」として免職の理由を説明しました。
 
また、「本人が起訴されるなど放送通信委員長として正常な職務遂行が不可能な状況に至った」と付け加えました。
 
放送通信委員会は、地上波やニュースチャンネルなどの放送と通信業界に対する政策や規制を統括する大統領直属の組織です。
 
政府は、韓氏が2020年の放送通信委員会による総合編成チャンネルの再承認審査で、ケーブルテレビ局「TV朝鮮」の採点が故意に減点されるよう介入した疑いで起訴されたことを受け、「放送通信委員会の設置および運営に関する法律」と国家公務員法などに違反したとして、免職の手続きを行っていました。
 
文在寅(ムン・ジェイン)政権で任命された韓氏の任期は、ことし7月末まででした。
 
韓氏は処分を不服として、執行停止の仮処分の申し立てを行い、行政訴訟を起こす方針です。
 
次の放送委員長には、尹大統領就任直後から対外協力特別補佐官を務め、李明博(イ・ミョンバク)政権では大統領府青瓦台の広報首席秘書官を務めた李東官(イ・ドングァン)氏が有力だということです。
 
一方、尹大統領の最側近とされる与党「国民の力」の張済元(チャン・ジェウォン) 議員が30日、国会の科学技術情報放送通信委員長に選出されました。
 
張議員は、「放送・通信分野の公的責務を正し、国民の信頼を回復できるよう改革に拍車をかける」と意気込みを述べました。

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