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政治

北韓の飛翔体とみられる物体の一部引き揚げ 韓国軍

Write: 2023-05-31 11:55:22Update: 2023-05-31 14:40:43

北韓の飛翔体とみられる物体の一部引き揚げ 韓国軍

Photo : YONHAP News

韓国の軍当局は、北韓が宇宙発射体だと主張し、韓半島西の海、西海(ソヘ)に落下したとみられる物体の一部を引き揚げたと明らかにしました。 
 
引き揚げられた物体は、円筒型で、軍はロケットの1段目と2段目をつなぐ部分ではないかとみて確認を急いでいます。

韓国の合同参謀本部は、北韓が31日の6時29分ごろに北西部・平安北道(ピョンアンブクト)東倉里(トンチャンリ)付近から発射した「宇宙発射体」1発は、正常に飛行せず、韓国西部の於青島(オチョンド)の西200キロメートルの地点に落下したと発表しています。
 
合同参謀本部は、打ち上げから1時間半ほどたった午前8時5分ごろ、於青島の西200キロメートルの海上で北韓の宇宙発射体の一部と推定される物体を発見し、引き揚げ作業を行っていました。
 
複数の政府関係者は、北韓が打ち上げを通告した時点から、韓国海軍の救助艦がすでに西海一帯で待機していたほか、落下地点の付近には、中国の艦艇も出動していたと明らかにしました。
 
韓国軍は、回収した飛翔体について、全般的な性能や技術レベルをはじめ、外国産の部品がどの程度使われているかなどを確認する予定です。
 
韓国軍は、去年11月にも韓半島東の海、東海(トンヘ)のNLL=北方限界線を越えて南側に落下した北韓の短距離弾道ミサイルを回収するため、海軍の救助艦などを投入して探索作業を行い、残骸の一部を引き揚げました。
 
また、2016年2月には、今回の落下地点に近い於青島の西南側で北韓の長距離ロケットの残骸を引き揚げています。

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