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政治

政権引き継ぎ委員会が発足 尹次期大統領「国民・国益を優先」

Write: 2022-03-18 13:21:45Update: 2022-03-18 14:51:42

政権引き継ぎ委員会が発足 尹次期大統領「国民・国益を優先」

Photo : YONHAP News

5月10日に発足する尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会が18日発足し、活動を本格化させました。
18日に開かれた初会議で、尹氏は「国政課題においては国民と国益が優先されなければならない」と強調し、委員らに対し、「国民の声を聞き、国民の視線で問題解決をはかってほしい」と求めました。
尹氏は、会議のあと、李俊錫(イ・ジュンソク)代表や金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表など「国民の力」の指導部と昼食を兼ねて会談します。
国民のための政府づくりを目指し、党の意見を聞くためだということです。
尹氏はそのあと、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長に会い、ロシアのウクライナ侵攻や気候変動問題などについて意見を交わす予定です。
大統領執務室の移転をめぐっては、政権引き継ぎ委員会が18日午後、移転先候補であるソウル市龍山(ヨンサン)区にある国防部庁舎と、外交部が入居しているソウル市中心部・光化門(クァンファムン)近くの政府ソウル庁舎別館を視察します。
尹氏の報道官を務める金恩慧(キム・ウンヘ)氏は18日の記者会見で、青瓦台にある大統領執務室の移転について、「春の花が散る前に、国民に青瓦台を返すことができればと願う」と述べました。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、尹氏との初会合について、必ずしも事前調整が必要だとは考えていないとしたうえで、「早期に虚心坦懐に対話する場をつくることが国民に対する道理だ」と述べ、「青瓦台のドアはいつでも開かれている」との立場を示したと、青瓦台の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えました。
文大統領と尹氏は16日に会合する予定でしたが、当日に急きょ取りやめになっています。
これに対し、尹氏の報道官を務める金恩慧氏は、「文大統領と尹当選人は、青瓦台での会合について、相互信頼をもとに緊密にコミュニケーションしている。国民に望ましい結果を示せるよう努力する」と述べました。

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