メニューへ 本文へ
Go Top

社会

梨泰院転倒事故の遺族 初めて会見 政府の誠意ある謝罪求める

Write: 2022-11-23 12:00:44Update: 2022-11-23 18:38:32

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故で亡くなった犠牲者の遺族らが、初めてメディアの前で心境を語り、政府の誠意ある謝罪を求めました。 
 
遺族28人は22日、弁護団とともに記者会見を開きました。
 
亡くなったキム・インホンさんの母親は、「オーストリア国籍の息子が、韓国人としてのアイデンティティを見出すために、延世大学の韓国語学校に留学で来たが、梨泰院で犠牲になった。国を率いる方々が過ちを認めず、違うものは違うと言わないのが非常に残念だ」と批判しました。
 
イ・ミンアさんの父親は、「この惨事と悲劇の始まりは、13万人の人出を管理できなかったことであり、当日、警察が機動隊を投入しなかったのは、一般市民の安全ではなくデモの管理や警護に没頭していた実態を明らかにした」と指摘しました。
 
また、遺族らは記者会見で、政府に対する6つの要求事項を発表しました。
 
具体的には、「政府の誠意ある謝罪」、「聖域のない厳格かつ徹底的な責任究明」、「真相解明と責任究明への被害者の参加」、「被害者との意思疎通の保障と人道措置に対する積極的な支援」、「犠牲者の追悼のための積極的な措置」、「2次加害を防止するための立場表明と具体的な対策づぐり」の6項目です。
 
今回記者会見に参加した人たちを含め犠牲者34人の遺族の法定代理人を務めている弁護士団体「民主社会のための弁護士会」は、「今後、どのような法的措置を取るかについては、遺族と協議して発表する。より多くの遺族が参加する可能性がある」と明らかにしました。
 
一方、今回の記者会見とは別に、ほかの遺族20人あまりは、国への損害賠償請求訴訟の準備を進めています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >