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2018国防白書  「日本と基本的価値共有」の文言を削除

Write: 2019-01-15 13:17:14

Thumbnail : YONHAP News

国防部が15日に公開した「2018国防白書」で、日本に関する記述内容から、「自由民主主義と市場経済の基本的価値を共有する」という記述が削除されました。
2018国防白書は、「韓日国防交流協力」の項目で、「韓日両国は、自由民主主義と市場経済の基本的価値を共有しており、北東アジア地域だけでなく、世界の平和と繁栄のために協力していかなければならない隣国」としていたこれまでの記述を、「韓日両国は、地理的、文化的に近い隣人であり、世界の平和と繁栄のために協力していかなければならないパートナー」という表現に変えました。
このところ両国関係が悪化していることや、日本が外交青書などで、韓国について「基本的価値を共有する」という表現を削除していることが背景にあるとみられています。
一方、北韓については、北韓を敵視する表現が削除されました。
「2018国防白書」では、「大韓民国の主権、国土、国民、財産を脅かし侵害する勢力をわれわれの敵とみなす」と記述され、「2016国防白書」では北韓政権と北韓軍を敵として表現していたのとは対照的です。
「2018国防白書」では、北韓について、「北韓の大量破壊兵器は、韓半島の平和と安定に対する脅威」としているほか、北韓が2017年にICBM=大陸間弾道ミサイルを試験発射したことや、かなりの量の高濃縮ウランとプルトニウムを保有していることが新たに書き加えられました。

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