2回目の米朝首脳会談を控えて、北韓の金英哲（キム・ヨンチョル）労働党副委員長が現地時間の17日にアメリカのワシントンに到着する予定であることがわかりました。
複数の消息筋によりますと、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長の最側近の金英哲労働党副委員長が17日に北京発ワシントン行き航空便を予約したことが確認されたということです。
また、金副委員長らはワシントンで1泊2日間滞在し、アメリカのポンペイオ国務長官と会談する見通しで、会談では、2回目の米朝首脳会談の日程や場所などについて主に取り上げられるものとみられています。
金副委員長のアメリカ訪問は、去年1回目の米朝首脳会談の直前に行われたのに続いて今回が2回目です。
こうしたことから、今回の訪問も2回目の米朝首脳会談が間近に迫った兆しだという見方が出ています。
また、金副委員長が前回と同様、今回もトランプ大統領に会うかどうかにも関心が寄せられています。
トランプ大統領との面談が実現した場合、金副委員長は金正恩国務委員長の親書を手渡し、米朝首脳会談の日程を最終的に調整する可能性が高いとみられます。