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絶滅のトキ40羽を放鳥 慶南・昌寧郡

Write: 2019-05-23 14:07:23

Thumbnail : YONHAP News

国連が制定した「国際生物多様性の日」の22日、慶尚南道(キョンサンナムド)昌寧(チャンニョン)郡で、40年前に韓国で絶滅したトキを自然の中で増やそうと、養殖したトキ40羽が放されました。
環境部は、22日午後、昌寧にある「トキ復元センター」で、絶滅が危ぶまれている野生生物2級で天然記念物にも指定されているトキ40羽を、海洋水産部、昌寧郡とともに共同で放鳥しました。
トキは、童謡にも登場するほど韓国人にとって親しみのある鳥でしたが、環境汚染や捕獲で個体数が減少し、1979年にDMZ=非武装地帯で目撃されたのを最後に国内から姿を消したとされています。
その後、2008年の韓中首脳会談で、当時の胡錦濤国家主席から1組のつがいが韓国に贈られたのをきっかけに復元に向けた取り組みが始まり、2013年に習近平国家主席からオス2羽を寄付されたのを機会に、取り組みが本格化しました。
そして昌寧郡が11年にわたって繁殖に取り組んだ結果、トキは363羽にまで増え、今回、このうちの40羽を選んで洛東江に通じる湿地に放鳥しました。

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