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米大統領補佐官「北韓を監視し続けている」

Write: 2019-03-11 13:28:37

Thumbnail : YONHAP News

アメリカのボルトン大統領補佐官は、現地時間の10日、北韓北西部の東倉里(トンチャンリ)にあるミサイル基地の施設の一部に復旧の兆候があることについて、アメリカはさまざまな偵察手段を通じて北韓を監視し続けていると述べました。
ボルトン補佐官は10日、アメリカのABCテレビの番組に出演し、アメリカは、東倉里のミサイル基地などについて、多様な偵察装備と手段を通じて北韓を監視し続けていると話しました。
また、北韓が近く、ミサイルや衛星を発射するとみているかという質問に対しては、推測では答えないとして回答を避けました。
北韓が大陸間弾道ミサイルや衛星の発射に乗り出す可能性があるという観測が広がらないよう歯止めをかけると同時に、北韓への警告のメッセージも含まれているものとみられます。
ハノイで米朝首脳会談が開かれる前の先月22日から東倉里で復旧の動きがあったとされることについて、これを事前に確認していたかという質問に対しても、情報に関する内容は答えないとしました。
北韓がミサイル発射試験を再開した場合に、米朝間の協議が停止するかどうかについても言及を避け、「トランプ大統領は金正恩氏との個人的関係に自信を持っている」と答えました。
ミサイル発射場の復旧の動きなどについては、韓国が北韓と対話した可能性があるとして、11日に韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安全保障室長と議論する見通しだと説明しました。
ボルトン補佐官は、「北韓の非核化」に対するアメリカの考え方について、核プログラムの除去と、高濃縮ウランやプルトニウムの再処理能力の除去だと強調しました。
生物化学兵器を含む大量破壊兵器の除去も含めていることについては、韓国駐在アメリカ軍と韓国、そして、日本に重要であるためだと説明しました。
こうしたなか、アメリカの日刊紙「ニューヨーク・タイムズ」は、アメリカ情報当局者の話として、「北韓が、シンガポールでの初めての米朝首脳会談とハノイでの2回目の首脳会談までの間に核爆弾6個分の核物質を生産した」と報じました。

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