イギリスのエリザベス２世女王が韓国を訪問してことしで20年となりますが、今度は女王の次男のアンドルー王子が14日、女王も訪れたことがある韓国南東部の安東（アンドン）を訪れました。
アンドルー王子は14日、安東河回村（ハフェマウル）に到着しました。
住民たちは、韓国の国旗「太極旗（テグッキ）」とイギリスの国旗を手に出迎え、歓迎しました。
エリザベス２世女王は20年前に韓国を訪れた際、「もっとも韓国らしい場所を観たい」として安東を訪れています。
アンドルー王子は、女王と同じく、伝統家屋に靴を脱いで上がったほか、女王が記念植樹した場所も訪れました。
また20年前に女王の73歳の誕生日を祝ってもてなされた伝統料理と同じ料理が出されると、アンドルー王子は、「女王は、河回村を訪れて誕生日を祝ってもらったことが本当に強く記憶に残っていると言っていた」として、住民や自治体に感謝の意を伝えました。
さらに、「イギリスと韓国の関係は非常に特別だ。なかでも、過去にわれわれがともにした日を再び祝う機会を作ってもらったことは、両国関係にとって重要な契機となるだろう」と述べました。
安東市は王子の訪問に合わせて、20年前に女王が河回村と農産物卸売市場、鳳停寺（ボンジョンサ）を見学しながら通った32キロの道をロイヤルウェイと名付けました。