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米ビーガン代表「平壌に連絡事務所開設可能」

Write: 2019-07-03 15:43:04

Thumbnail : YONHAP News

アメリカ国務省のビーガン北韓担当特別代表は、「北韓との交渉では大量破壊兵器(WMD)の完全な凍結を求める」と述べる一方、対北韓制裁を維持したままでも、ワシントンと平壌に互いの連絡事務所を開設できるとする考えを示しました。
ビーガン代表が板門店での米朝首脳会談の後、ワシントンに戻る専用機の中で記者らに対し、非公開を前提に話したとされる内容を、アメリカのインターネットメディア「アクシオス」が報じました。
ビーガン代表はまた、「私たちが金委員長に提供できるのは、人道支援、対話チャンネルの拡大、駐在員の相互派遣などであり、現時点では、制裁を解除することはできないが、人道支援や外交関係の改善などで譲歩する用意はある」と述べたということです。
ビーガン代表のこうした発言について、「アクシオス」は、トランプ政権の中のタカ派よりも柔軟に北韓と交渉する意向があることを示したものと分析しています。
ビーガン代表はさらに「私たちが求めるのは、大量破壊兵器(WMD)の完全な凍結」だと述べ、トランプ政権が、「完全な非核化」という目標を諦めていないことも示したとされています。
これは、ニューヨークタイムズが先月30日、アメリカが、北韓の核プログラムの完全な「廃棄」ではなく「凍結」の方向で調整する可能性があると伝えたのを意識した発言とみられます。
ニューヨークタイムズは、トランプ政権が、「完全な非核化」という目標から一歩引き下がった代案を構想していると報道しました。

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