文在寅大統領は 、9日で任期5年の折り返し点を迎えました。任期後半のスタートに当たる10日は、与野党5党の代表を大統領府青瓦台に招いて夕食をともにしました。
文大統領と与野党5党の代表が青瓦台で会談するのは4か月ぶりです。
会談では、政府と与野党による常設の国政協議体の再開についてコンセンサスを得たということです。
この協議体は、文大統領と与野党5党の院内代表が去年8月に設置することで合意しましたが、去年11月の初会合以降、再開されていません。
このほかに、高位公職者犯罪捜査処の設置をはじめ検察改革に関する法案や、513兆ウォンに上る政府予算案の審査、韓半島の非核化交渉など多様な国政課題について議論したもようです。
また文大統領は11日午後、任期後半に入っての初めての首席秘書官・補佐官会議を開きます。
文大統領はこの会議の冒頭で、残る2年半の任期に臨む決意を語るとみられます。
そして、文大統領は今月19日午後8時から1時間40分にわたって生放送されるテレビ番組「国民が問う、2019国民との対話」を通じて国民の声に直接答えます。