メニューへ 本文へ
Go Top

忠清道・京畿道を「特別災害地域」に指定へ、雨への警戒続く

Write: 2020-08-05 15:25:26

Thumbnail : YONHAP News

中部地方を中心に1日から3日まで降り続いた集中豪雨により被害を受けた忠清道(チュンチョンド)と京畿道(キョンギド)が、早ければ6日に「特別災害地域」に指定されることになりました。
丁世均(チョン・セギュン)国務総理は5日、忠清北道(チュンチョンブクド)と京畿道(キョンギド)、忠清南道(チュンチョンナムド)を特別災害地域に指定する宣言案をできるだけ早くまとめるよう行政安全部に指示しました。
特別災害地域の指定は、各地域の対策本部長である市長・道知事の要請を受け、中央防疫対策本部が特別災害地域への指定が妥当であると判断した場合、中央安全管理委員会の審議と国務総理の裁可を経て大統領が最終的に宣言します。
特別災害地域に指定された地域には、国の災害救助や復旧に必要な資金のほか、行政・医療支援などが提供されます。
今回の集中豪雨による被害はその後も増え続けていることが分かりました。
中央防疫対策本部のまとめによりますと、5日午前10時30分時点で死者は15人、負傷者は7人、行方不明者は11人に上っています。
被災者は現在、忠清道と京畿道、江原道などでおよそ980世帯、1500人あまりで、このうち1100人あまりは未だに家に帰れず、避難所などに避難しているということです。
一方、5日も中部地方を中心に雨が続き、ソウルや京畿道、江原道嶺西では1時間当たり最大120ミリの非常に激しい雨が降る所もあるということです。
気象庁によりますと、中国に上陸してから熱帯低気圧に変わった台風4号が残した雨雲と、中部地方に停滞している梅雨前線が重なり、雨の量が多くなっているということです。
中央災害安全対策本部は3日午後6時から、風水害の危機警報をもっとも高いレベルの「深刻」に引き上げ、対策に当たっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >