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北韓メディア、極超音速ミサイル発射に成功と報じる 性能向上か

Write: 2022-01-12 11:29:45

Thumbnail : YONHAP News

北韓の党機関紙「労働新聞」は12日、北韓の国防科学院が11日に極超音速ミサイルの試験発射を行い成功したと報じました。
公開された写真からは、今月5日に発射されたミサイルと先端部の円錐形が同じであることから発射されたのは同型の機種とみられます。
労働新聞は、「発射したミサイルから分離された極超音速滑空飛行の先端部が飛行距離600キロの辺りから滑空再跳躍し、初期発射方位角から目標方位角に240キロを旋回飛行して、1000キロ離れた水域に設定された標的に命中した」と報じました。
今月5日に発射したミサイルについては、「120キロを側面機動し、700キロ先の標的に命中した」と報じていたため、今回はそれより発射性能が高まったものとみられます。
そのうえで、「今回の試験発射は、極超音速武器体系の全体的な技術的特性を最終確認するために行われたもので、最終試験発射を通じて極超音速滑空飛行先端部の優れた機動能力が明らかになった」と伝えました。
また、今回の試験発射には金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長も立ち会ったと明らかにしました。
極超音速兵器の開発は、去年の第8回党大会で提示した戦略兵器5大優先課題の一つとなっていますが、金国務委員長はこの部門で成功を収めた科学者たちを励ましたと報じました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北韓は11日午前7時27分ごろ、北韓北部の慈江道(チャガンド)付近から弾道ミサイルとみられる飛翔体1発を発射しました。
飛行距離は700キロ以上、最高速度はマッハ10前後で、今月5日に発射されたミサイルよりも性能は向上したと分析しています。

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