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サムスン電子、3ナノ半導体を初出荷 半導体市場に変化起こすか

Write: 2022-07-26 11:39:25

Thumbnail : YONHAP News

サムスン電子は25日、世界で初めて開発した3ナノ半導体を出荷しました。
今回、出荷したのはサムスン電子が世界で初めて開発した3ナノ半導体ウェハーで、工場で本格的に生産されたのは今回が初めてです。
3ナノ半導体は、髪の毛の太さの3万分の1程度の非常に小さな電子回路が組み込まれた最先端の半導体です。
半導体の中に電気が流れる通路を何層にも積み上げる新しい設計方式により、データ処理速度や電力効率を高めたのが特徴です。
何よりも、半導体シェア1位の台湾のTSMCよりも先に3ナノ半導体の開発と量産に成功したことにより、半導体受託生産、いわゆる「ファウンドリー」市場に変化をもたらすことができるか期待が高まっています。
ことし第1四半期のファウンドリー市場は、TSMCが半分以上のシェアを占めている反面、サムスン電子は20%にとどまりました。
サムスン電子はまず、低電力と高効率を必要とするコンピューター向けに3ナノ半導体を納品し、その後、製品群を拡大していく計画だということです。
どれだけの顧客を確保できるか、不良品の発生率をどこまで抑えることができるかなどが、今後のカギとなる見通しです。
サムスン電子は、量産をスタートした華城(ファソン)工場をだけでなく、今後、平沢(ピョンテク)工場でも生産を行う計画です。

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