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韓国、第2四半期GDP成長率0.7% 消費増えるも輸出減少

Write: 2022-07-26 12:11:30

Thumbnail : YONHAP News

韓国のことし第2四半期のGDP=国内総生産は民間消費の伸びなどを反映して、前の四半期より0.7%の成長を達成しました。
韓国銀行の26日の発表によりますと、韓国の第2四半期の実質GDP成長率は0.7%で、前の年の同じ時期に比べると2.9%成長しました。
金融市場では、ことし第4四半期まで四半期ごとに0.5%成長すれば、年間で2.7%の成長を達成できると分析していましたが、これを上回る数値となりました。
民間消費は、準耐久消費財(衣類や靴など)やサービス((娯楽、運輸、飲食・宿泊など)などを中心に3%伸び、第2四半期の成長をけん引しました。
また、政府の消費も、社会保障のためのバウチャーやサービスの提供などを中心に1.1%増加しました。
建設投資も0.6%増えましたが、設備投資は1%へりました。
一方、第1四半期の成長率を支えていた輸出は、1年ぶりに減少に転じました。
第2四半期の輸出は化学製品、金属製品などを中心に3.1%減少し、輸入も原油や天然ガスなどを中心に0.8%減りました。
韓国銀行は、残りの第3、第4四半期に0.3%ずつ成長すれば、ことしの成長率の見通しである2.7%を達成できるとしています。
ただ、韓国銀行は、足元の物価上昇や新型コロナウイルスの再拡大の影響で民間消費が萎縮し、下半期には韓国経済の下振れリスクがより高まるものと分析しています。
また、主要国の成長の鈍化や輸出をめぐる不確実性が景気に影響を与える可能性があるということです。

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