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韓米 拡大抑止戦略協議会の9月開催で一致

Write: 2022-08-01 13:51:05

Thumbnail : YONHAP News

韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官とアメリカのオースティン国防長官が29日、ワシントンのアメリカ国防総省で会談し、下半期の韓米合同軍事演習を拡大し、高官級の拡大抑止戦略協議会(EDSCG)を早期開催することで合意しました。
国防部によりますと、会談で両氏は、アメリカの戦略資産の韓半島への展開によって韓米同盟の抑止力を強化することにし、韓米の戦略的な意思疎通の強化のため、近いうちに高官級の拡大抑止戦略協議会を開くことで合意したということです。
拡大抑止戦略協議会は、韓米の外交・国防当局の次官級による協議体で、北韓の核・ミサイル脅威に対応するための核の傘の提供など「拡大抑止」を議論するため2016年12月に発足しましたが、2018年1月の2回目の協議会を最後に開かれていません。
会談で、両氏はまた、北韓の挑発的な行為に共同で対応し、ことし下半期の韓米合同軍事演習を拡大することで一致しました。
8月末に予定されている韓米合同軍事演習を政府主導の軍事支援演習「乙支演習」と統合・拡大し、「乙支フリーダムシールド」という名前で実施するということで、2017年まで行われ、文在寅(ムン・ジェイン)政権下で廃止された韓米合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」が事実上、復活することになりました。
アメリカ国防総省によりますと、会談では日本を含む韓日米3か国協力が重要との認識でも一致したということです。
これについて、李鐘燮長官は、「2017年以前のレベルで韓米、韓日米の訓練を続けていくとの認識で一致した」としています。
一方、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は27日の演説で、韓国とアメリカに対し、核抑止力動員の準備は万全だと新たな警告を発しています。

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