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「5人以上の集まり禁止」 感染者数の減少につながった

Write: 2021-02-08 11:57:25

Thumbnail : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、ソウル市が去年12月23日から取っている「5人以上の私的な集まりの禁止」措置で、人の移動が大きく減り、新たな感染者数の減少につながったことが調査でわかりました。 
通信大手「KT」が7日、まとめた「新型コロナ大流行以降の通信データーの分析」によりますと、ソウルでの人の移動量は去年12月19日から、増加に転じましたが、同じ月の23日から「5人以上の私的な集まりの禁止」措置が取られてから、移動量が急激に減り、新たな感染者数の減少につながったということです。
去年8月1日から12月31日までのソウルでの人の移動量を見ると、感染者の増加を受けて政府の感染対策が強化された11月24日の前からすでに人の移動は減り始めていました。
これについて、KTは、「市民が感染者数の推移を見ながら、自発的に移動を控えたため」と説明しています。
また第1波(去年3月)と第2波(8月)のときは、感染者が増加すればすぐに人の移動が減りましたが、第3派(11月1日から12月31日)のときは、人の移動がやや遅れて減少する傾向を見せました。
このように市民の反応が遅くなったことについてKTは、「感染拡大防止措置の長期化で市民の疲れがたまっていることや、コロナの感染拡大への不安にも慣れてきたことなどが影響した」とみています。

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