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ソウルに住む20代と30代 幸福度が下落

Write: 2022-04-06 14:50:26

Thumbnail : KBS News

ソウルに住む20代と30代の半数近くは、人間関係や家計状態などのためストレスを感じていて、結婚に関する価値観や女性の社会参画制度については男女の認識の開きが大きいことがわかりました。 
ソウル市が去年9月から11月まで、ソウル市内の2万世帯と市民5000人、ソウルに住む外国人2500人を対象にアンケート調査を行って、結果を発表しました。
それによりますと、ソウルに住む20歳から39歳までの人の46%が、日常生活でストレスを感じていると答えました。
このうち「職場や学校などでの人間関係のため」ストレスを感じていると答えた人が23%でもっとも多くなっていました。
続いて「家計状態」、「過度な業務量や学習量」などの順でした。
この世代の平均睡眠時間は1日6時間49分でした。
睡眠時間は雇用形態とも関係があり、雇用形態が不安定なほど睡眠時間は短くなっていました。
また睡眠時間が短いほど、ストレスが大きくなっていました。
コロナ禍前に比べて、健康状態や家計状態、人間関係などすべての部門で、幸せと感じる「幸福度」が下がりました。
20代と30代の正規雇用の割合は、おととしに比べて2.5ポイント下がって、67.7%でした。
また仕事をしている20代と30代の平均労働時間は週40時間20分と、40代と50代より37分ほど短くなっていました。
なかでも週52時間労働をしている人の割合は、40代と50代は6.2%だったのに対して、20代と30代は3%と半分以下となっていました。
社会問題への性別による認識の差も鮮明になっていて、20代と30代の男性は、「結婚はしなければいけない」、「子どもは必ず生むべき」と考えている人の割合が、女性より高くなっていました。
また女性の社会参画制度の拡大については、男性はこの4年間、前向きな回答が年々減っているのに対して、女性の前向きな回答は増えていました。

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