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オミクロン株の派生型「XL」、韓国で初めて検出

Write: 2022-04-12 13:08:48

Thumbnail : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染者数の減少傾向が続き、日常の回復に向けた議論が活発に行われているなか、オミクロン株の派生型「XL」が韓国で初めて検出され、防疫当局が調査を進めていることがわかりました。
オミクロン株の派生型「XL」が検出された感染者は、先月23日に陽性判定を受けた無症状の患者で、3回目のワクチン接種を完了したとされています。
「XL」は、オミクロン株の「BA・1」と「BA・2」の遺伝情報が交ざったもので、先月2日にイギリスで初めて検出されてからイギリスで合わせて66件確認されました。
イギリスの保健当局は先月25日、派生型のほとんどは感染拡大せずに消滅したと報告されたと明らかにしていて、防疫当局も、XLは特性変化が大きくないと予想されるとしたうえで、状況を注視していると明らかにしました。
一方、韓国では新型コロナの感染規模が減少しています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナの感染者は12日午前0時までに新たに21万755人が確認され、先週の火曜日よりも5万5000人減少しました。
死者も171人の増加となり、先月16日以来27日ぶりに100人台となりました。
4月第1週目の1日の感染者数の平均も、先週より28.6%減少し、防疫当局は、重症患者と死者の数がピークを過ぎて穏やかに減少するとみています。
ただ、死者の90%以上が60歳以上であるため、防疫当局は13日に高齢者層を対象に4回目のワクチン接種計画を発表する予定です。
次期政権で保健福祉部長官に指名された鄭鎬永(チョン・ホヨン)氏は、今後の防疫政策について、国民の疲労と最悪の状況をすべて考慮すると明らかにしました。
新型コロナの感染規模が減少傾向にあるため、今月15日に政府の感染症対策の見直し案が発表される際に、室内でのマスク着用の義務化を除いたほとんどの防疫措置が緩和されるとの見方が出ています。

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